ロードバイクでは部品ごとに締め付けトルクが指定されています。
一番確実なのはシマノのホームページでマニュアルを見ることです。
取付けたいパーツの型番を検索すればマニュアルが出てきますのでそこを見れば締め付けトルクが分かります。
大まかにまとめると…
ブレーキキャリパー取付 8~10 N・m
ブレーキキャリパー取付(ダイレクトマウント) 6~8 N・m
ブレーキアーチへのシュー固定 5~7 N・m
ブレーキワイヤー固定 6~8 N・m
STI取付 6~8 N・m
フロントディレイラー取付 5~7 N・m
フロントディレイラーケーブル固定 6~7 N・m
リアディレイラー取付 8~10 N・m
リアディレイラーケーブル固定 6~7 N・m
BB 35~50 N・m
左クランクのボルト固定 12~14 N・m
クランクキャップの締付 0.7~1.5 N・m
チェーンリングボルト固定 12~16 N・m
スプロケットのロックリング 30~50 N・m
ペダル 35~55 N・m
ステム(コラム側) 5 N・m
ステム(ハンドル側) 5 N・m
シートポストクランプ 5 N・m
良く使うところはこんな感じですね。
(パーツや型式によって数値が変わることがありますので注意です)
コンポーネント以外のパーツのトルクは
・パーツ自体に表記がないか見る
・ブランドのホームページでマニュアルを探す
それでも見つからない場合は
おおよその目安のトルク範囲の一番低いところでとめてみて固定されているか確認するのが良いでしょう。
軽量パーツややわなパーツは指定トルクまで上がらずにネジが回り続け、パーツが変形し壊れます。
どうしても使用する場合はネジが回り続ける前に締付を止めます。
シマノの純正コンポーネントであればこういったことはありませんが、色々なパーツを触る際には注意が必要です。