行くしかない? サイクリストの天国 しまなみ海道 ロードバイク

サイクリストの聖地と呼ばれるしまなみ海道。以前ロードバイクを持って3泊4日の旅行に行ってきたのでレポートをしようと思います。

 

そのあまりに楽しい体験にしまなみ海道のことが忘れられません。

 

さて、しまなみ海道への旅行プランを立てるにあたり迷ったことがあります。

 

・旅行日数

・しまなみ海道までのアプローチ(新幹線か飛行機か)

 

旅行日数

 

旅行日数ですが、しまなみ海道は意外とアップダウンがあり(島と島を渡る橋へのアプローチで上ります)、同行したライダーが初心者でしたので3泊4日としました。

結果これがゆったりと回れて良かったです。今回は今治~尾道を往復するコースとしました。

 

 

しまなみ海道までのアクセス

 

新幹線で尾道側からスタートするか飛行機で今治側からのスタートになります。このときは飛行機を選択しました。しまなみ海道に近い空港は愛媛の松山空港ですので愛媛県今治側からのスタートとなります。

 

2度目に行ったときは新幹線で尾道まで行ったのですがかなり楽に到着しました。ですので新幹線と在来線を使って尾道側からのスタートもありかもしれません。

 

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飛行機で松山空港まで。航空会社はANAを利用し、自転車のアップチャージはなかったと思います。輪行時にハードケースは使用せずペラペラの輪行袋を利用しましたが特にトラブルはありませんでした。

 

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美しい島々が楽しい旅の始まりを予感させます。

 

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松山空港にはこのような施設が!しまなみ海道はいたる所でサイクリストへの配慮を感じます。

 

空港からバスに乗り在来線を使って今治駅まで。今治駅で自転車を組立て、いざしまなみ海道へ向けて走り出します。(今治駅にもサイクルスタンドや工具の貸し出しなどありました。サイクリスト向けの宿もあるみたいですね)

 

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いきなりの写真ですが今治からしまなみ海道に入るところの写真です。来島海峡展望館からの眺めです。まだ旅は始まったばかりですが既に感動。

 

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時間はありますので道中にある小さな島やビーチに下りてみます。ビーチは人影もなく、きれいで時の流れを忘れさせます。

 

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砂浜に落書きをして楽しみます。周りを島々に囲まれた風景というのも新鮮です。

 

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もはや残りの行程のことなどどうでもよくなるほどの居心地の良さでした。

 

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島の中の道です。このように道路には青いラインが引いてあり、このラインを辿ればメインのルートで今治~尾道間を走りきることができます。

 

なかなかの勾配と時折吹く風で疲労しますが、自分のペースでいけば問題ないでしょう。

 

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初日の宿に到着後、伯方の塩の温泉施設があるとのことで宿から徒歩で向かいました。

 

しまなみ海道ではサイクリスト歓迎の宿があり、ガイドブックなどに載っています。自転車は室内に入れてくれ、サイクルウェアは洗濯機をお借りして洗濯もできます。リュックひとつに3泊4日の荷物を詰めているのでこういった配慮は有難かったです。

 

初日に宿泊させて頂いたのは旅館さわきさん

公式HP【ベストレート保証】 - 旅館さわき
旅館さわきは、しまなみ海道の真ん中にある大三島にある料理旅館です。しまなみ海道サイクリングの中継地点としてぴったりです。旅館の周辺には、大山祇神社などの名所やマーレグラッシアという温泉施設、大三島ブリュワリーや大三島ワイン等の人気のお店があり、散策してもとても楽しめます。

 

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伯方の塩温泉施設からの眺め。宿への帰りは宿の方が迎えにきてくださいました。

 

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2日目。

 

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このような景色が幾度となく現れます。

 

しまなみ海道では島から島へ渡る際、高い位置に架けられた橋まで上らなくてはならないのですが、橋までは自転車専用の道があり、勾配も緩やかに作られていますので初心者の方でも安心です。車もいないですし、安心してゆっくり登れます。

 

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途中ビーチに立ち寄ります。

 

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瀬戸田サンセットビーチというところでとても気に入りました。美しいビーチと海と島々を眺めながら瀬戸田のレモンを使ったジェラートなどが食べられます。

 

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思わず突堤の先まで自転車で行ってしまいました。

かなりの時間をボーっと過ごして、その後ビーチを離れます。

 

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街中を走っていると売店が。たこの揚げ物とたこやきを頂きます。食べ歩きライドといった感じ。

 

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売店の方から柑橘を頂きました。このあたりは様々な柑橘類の栽培が盛んで、売店にはさまざまな種類の柑橘が並びます。

 

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少しゆっくりしすぎたので走り出します。しまなみ海道では海岸線を走ることが多いですが車も少なく、道もきれいです。なにより景色がいつでも美しいです。

 

その後いくつかアップダウンや、はっさく大福などを頂きます。(道中のお土産屋さんやコンビニにもバイクスタンドが置かれています)

 

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向島から尾道に渡るのにフェリーを利用しました。風情があり、今日の旅の終わりを感じさせます。

 

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2日目の宿泊先はONOMICHI U2さん

ONOMICHI U2
ONOMICHI U2は、1943年に建てられた「県営上屋(うわや)2号倉庫」という名称だった海運倉庫をリノベーションし、2014年3月にオープンしました。「まちの中のちいさなまち」をテーマに、ホテルやレストラン、バー、カフェ、ベーカリーをはじめ、食品やアパレル、雑貨を扱うショップ、サイクルショップがあります。U2とい...

 

サイクリストのためのホテル、HOTEL CYCLEが併設されています。自転車に乗ったままチェックインができ、自転車を部屋に設置されているラックに架けておくことができます。

 

また、自転車の預かりサービスも行っているので宅急便で送られてきている自転車が何台かありました。現地まで自転車を持っていくのが面倒な方は送るという手段もありですね。

 

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夕食は併設のレストランで頂きました。自転車と一緒にこれほど様々なものを楽しめるとは考えてもいませんでした。

 

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3日目は朝食をレストランで楽しんでからU2に併設されているデッキで日差しを浴びながら朝のひと時を楽しみます。

 

ここも居心地が良く、1日ここで過ごしたくなります。時間に余裕があればもう一泊、U2に泊まり、尾道の町を楽しむのもありかもしれませんね。

 

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尾道を離れる前に一枚。尾道はなにか不思議な魅力のある町でした。

 

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U2のウッドデッキにて。ジャイアントストアもあり、店員さんがバイクの調子を確認するためにウッドデッキで試乗されていました。

 

その後出発し、またフェリーにて向島に戻り最後の宿を目指します。

 

3日目の行程が一番距離が長いためきつく、もう1つ手前の島で宿泊すれば良かったと思いましたがなんとか到着。

 

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やっとの思いで到着。宿泊した宿は「民宿名駒」さんです。

民宿名駒|尾道・しまなみ海道/西日本の素敵な宿・高枕(たかまくら)
このホームページは、しまなみ海道・今治市...

 

海が部屋から望めます。魚が大変美味しいです。お刺身や海の幸が好きであれば、しまなみ海道道中の宿で十分に楽しめるかと思います。

 

海の幸を推している宿ですとなお良いですね。名駒さんのお料理は本当に美味しかった。鯛のお刺身を食べながら鯛めしを食べるというのが個人的にたまりませんでした。

 

ロードバイクでの旅ですとお腹も良い感じに空いていますので最高ですね。

 

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最終日の朝。

 

名駒のみなさまに別れを告げ今治へと走り出します。(最初に昨日登ってきた激坂を登り返さないといけませんので朝から強烈な登坂です)

 

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飛行機の時間まで時間がありましたので今治にて観光。

 

なんと驚くべきことに堀を超え、城内に入り、本殿の目の前まで自転車で入れます(押してですが)。本殿の前にはバイクスタンドが置かれており唖然。この旅の期間中、サイクリストへの歓迎を常に感じました。

 

その後は今治市内で温泉施設に向かい、汗を流して電車に乗り空港へ向かいました。

 

素晴らしい旅をありがとうしまなみ海道。

 

長くなりましたが読んで下さった方ありがとうございます。

 

以下は今回旅の下調べに使用したガイドブックです。地元のことも細かく書いてあっておすすめですよ。

 

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