田舎でのロードバイクの楽しさ…。
信号がない、車がいない、景色が素晴らしい、空気が美味しい。
普段都会で暮らす人にとってはこの上ないアクティビティではないでしょうか。
「田舎×自転車」
相性は非常に良いです。
15年ほど前でしょうか、祖父母が越後湯沢にマンションを購入し幼少の頃から夏休み、正月と越後湯沢を訪れていました。
ロードバイクを趣味としてからから
「いつかは越後湯沢を走ってみたい」
そんな思いが募りました。
越後湯沢のマンションから見る湯沢町方面。
数多くのスキー場があります。
夏は緑と豊富な冷たい湧き水が魅力です。
1日目はマンションから国道17号線を苗場方面に向かいます。
17号線は交通量もそれなりにありますが、脇に旧道がありますし、17号線も路肩が広い部分が多いので(トンネルを除く)かぐらみつまたエリアまでは良い道でアクセス可能でした。
17号線の脇にはかつての三国街道が通っており、自転車には最適です。
この道を右折し橋を渡ります。
川と山の素晴らしさに足を止め風景を味わいます。
これから先に見える山へと入っていきます。
木々に囲まれ気温も涼しく夏のサイクリングには嬉しい環境です。
かぐらみつまたスキー場エリアを通ります。
冬はここも一面スキー場になると思うと不思議な気分です。
加えてスキー場でよく流れている音楽JPOPがリフトのスピーカーから流れておりさらに不思議な雰囲気に…。
スキー場にくるとスキーが大流行していた時代をイメージします。
各地のレジャー施設に人が溢れていたんですよね。
建物等の施設もその当時に建てられたものが多いですから当然かもしれません。
個人的にはそういった時代に行けるのなら、一度味わってみたいですね。
かぐらみつまたエリアから津南町方面へ抜ける道がありましたので試してみることに。
少し止まるとハチやトンボなど様々な生き物が寄ってきます。
人間が珍しいのでしょうか。
しばらくは舗装路だったのですが途中から未舗装になり、
さらに進むと道の荒れ方が激しくこの先もかなり距離があるので引き返すことに決めました。
湯沢町に戻り、祖父母に勧められた大源太湖方面に向かいます。
途中コンビニにて休憩していると地元の方に話しかけられました。
聞けばその方も自転車に乗られるそうで定年後に十日町に移住されてきたそうです。
自転車で走るところが十日町にも多くあると話されていました。
越後湯沢ではサイクリストは珍しいようで走っている間サイクリストには1人しか出会いませんでしたし、立ち寄るお店の方も不思議そうにしていました。
大源太湖へ向かう道
到着しました。
テラス席のあるイタリアンレストラン
「タヴェルナ・ヴィチーニ」
にて1日のサイクリングを締めくくります。
フジロックにもピザを出されているそうです。
石窯で焼く自家製ピザや自家製パン、生ハム類やソーセージが楽しめます。
接客してくれた方がとても気さくな方で聞けば何十年か前に茨城から移住されてきたそうです。
その方は心底この場での暮らしを楽しんでいるように見えました。
テラス席での食事は心地よい風が体を包みます。
ひぐらしの鳴き声が響く中、帰路につきます。
1日走ってみて感じましたが越後湯沢は峠道でも舗装がきれいで幅も広く、主要な道路も路面状態は良好です。
越後湯沢周辺でのサイクリングを堪能した1日となりました。
2日目へ続く→https://bicyclegarage.info/echigoyuzawa-2/