適正なクランク長? 165㎜ 効果は? ロードバイク

多くの完成車には170mmのクランクが採用されています。

多くの人はその長さに疑問を持たずサイクリングしているのではないでしょうか?

もしそれが自分のベストな長さではないとしたら?

今回はそんなクランクのサイズに疑問を持って自ら模索しているサイクリストを紹介したいと思います。

女性のサイクリストなのですがなんとクランク長は140mmです。

初めて自転車を見たときは驚きました。

まず世の中に140mmという長さのクランク長があるということ。

また最近感じるのは例え身長が150cmなかったとしても140mmが自分のサイズではないか?

と考え実際に試すということはなかなか難しいですね。

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私自身170mmから165mmにクランク長を変更してそのメリットを体感しています。

以前お伺いしたサンメリットBIKE FITスタジオにてお伺いした話がとても貴重でした。

~以下はサンメリットBIKE FITスタジオに友人とともに伺った後ブログに書いた内容です。~

①最近のグローバルスタンダードな考えでは12時〜3時付近のクランク位置(細かくは覚えていませんが踏める位置)でいかにパワーを出すかが重要で、その位置でパワーを出せるポジションにする考えのようです。

また、脚のどの部分の筋肉をメインに使うのか?という問いかけに対しては太ももの前側の筋肉とおしりの筋肉だと。そこが筋肉量が多く、発達しやすいためだそうです。

実際のフィッティングでは上記のようなペダリングができる位置にポジションを合わせていくような内容でした。

フィッティング中に気になったのはクランクが12時の位置(1番高い部分)になったときの膝裏の角度です。

ここの角度がきつすぎるとペダリングがギクシャクし効率が悪くなるようで、当時サドルを後退させ低めで乗っていた自分は角度がかなりきつかったので気になるポイントでした。

友人の彼は結果的にサドルを上げ、前に出し、クランクを短いものにすることで膝裏の角度はゆるくなり高い位置から踏め、ペダリングがスムーズになっていました。

フィッティングを受けた彼にベストなクランク長は160mmという結果でした。

彼の身長163cmで160mmならば168cmの私には170mmよりも165mmの方が良いのではないか?

長くなり内容がバラバラになりそうなので、次回165mmクランクを実際に使用してみた感想を書きたいと思います。


  • 前回の続き
    クランクを170→165mmに変更した感想です。

    ロードバイクに乗り込んでいた学生時代はDURAの167.5mmクランクを使用していました。特に深い理由はなく身長168cmの1/10ということで使用していました。その頃はクランクの長さを気にすることもなく使用していたと思います。

    その後3年ほど乗らない期間があり、また最近乗り始めたのですが、コンポーネントを7900→6870に変更したことで、167.5mmクランクの選択肢がなくなり(167.5mmはDURAのみのラインナップ)、170mmのクランクを選びました。

    自転車に乗る身体が出来ておらず、乗り始めた季節が冬だったこともあり、なんとなく乗りづらさを感じでいました。
    クランク1回転でギクシャクするというか、クランクの動きが上半身にも伝わってしまい落ち着かない。

    そんなときにSUN MERIT BIKE FIT STUDIOでの理論や、友人のライダーが170→165mmに変更してライディングが楽になったといった意見を聞いて自らも試してみようと165mmクランクを購入しました。

    実際に使ってみた感想としては。
    ①回しやすい
    170mmクランクではペダリングがどうしてもギクシャクしてしまい、綺麗に回っていない感覚がありました。クランクの動きに身体がつられてしまうような感覚です。
    165mmではクランクの動きに対して身体の動きの余裕が勝っている感覚です。

    回しやすいことにそこまでメリットがあるのかと疑問でしたが、1回転を楽にこなせることは本当に助かるものなのですね。

    1日のロングライドでは相当な回数ペダリングをしていますが、1回転ペダリングを楽に行えることがこれほどありがたいこととは。ロングライドでの苦痛が減りました。

    ②運動量の少なさ
    これはフィッターの方から聞いた話なのですが、短いクランクにすることで回転の円が小さくなり運動量が減少するので身体のエネルギー効率という面でも優位性があるそうです。

    ③ポジションへの影響
    短いクランクを使用することで生まれるポジション。
    1.上死点位置での膝裏の角度がゆるくなる
    2.股関節周りの動きに余裕が出て膝のブレや歪みの少ないペダリング 「1回転をより楽によりロスなくパワーがかかる位置で乗れるようになる。」
    イメージ的にはこのような感じです。

    メリットばかりを書いてきましたが、ライダーによってはフィッティングで出た適正なクランク長よりも長めを使いたがる場合もあり、短ければよいとは一概にはいえないようです。

    しかしながら、自らの例を出すと170mm→165mmは正解でしたし、短めを使ったことがないライダーは試してみる価値はあると思います。サドルの上で過ごすことが楽になったことは事実で次のライドへの楽しみが増えました。

長くなりましたが上記のような感想を持ちました。

この経験からも体に合わせたバイクのサイズやパーツサイズを探すこと、標準はこれだからこれでいいかという考えよりも実際に模索して試してみようという気分になっています(最近では芯芯400㎜のハンドルバーから芯芯380㎜のハンドルバーに変更して試しています)。

そういったことでより快適に、楽に、速くサイクリングを楽しめるとしたら、試してみる価値はあると思います。

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(サンメリットバイクスタジオさんにて撮影。興味深い図でしたので掲載します。許可頂きました。)

身長の低いライダーは太ももやふくらはぎの筋肉が発達しやすい。しかし実際にバイクを進ませるのに効率的なのはお尻を使って踏むペダリングだそうです。

12〜3時で踏むためには適正なクランク長とサドル位置が必要。また、お尻の筋肉をピンポイントに鍛える筋トレが効果的だそうです。