時代はワイヤレス!? SRAM eTAP ロードバイク

組立てのご依頼を頂きました。cannondale SLICE RSにSRAM RED eTAPの組み合わせです。

 

初めて扱うコンポーネントはマニュアルを読みながらの作業となります。最近はネット上で様々なマニュアルを確認することができ、助かっています。SRAM eTAPに関してはDi2とは異なりエレクトリックケーブルがなく無線式ですので組立ての手順が大幅に省略されます。各部パーツの取付をトルクを管理しながら行います。

P_20160927_141340_HDR.jpg

ハンドル周り。Blipsと呼ばれるスイッチ(シマノに例えるとスプリンタースイッチのようなもの)の設置方法が斬新でバーテープを巻くときに若干苦労しましたが良い感じに巻けたと思います。

 

スイッチの設置場所についてはお客さまと相談の上決めました。標準的な位置というのはあるのですが、ライダーによって好みがありますので自分の好きな位置に設置したいですね。

 

P_20160927_141244_HDR.jpg

クランク周り。フロントディレイラーの取付もいくつかのポイントがありますがケーブルがないため比較的簡単です。

 

P_20160927_141256_HDR.jpg

リアディレイラー周り。eTAPは無線式のため各パーツにバッテリーやボタン電池が付いています。フロントディレイラーとリアディレイラーは充電可能なバッテリー式、シフターやDHバーで使用するBlip boxはボタン電池式となっているようです。

 

P_20161010_144003_HDR.jpg

大分前にお渡し済だったのですが、本日乗り味やセッティングを確認しにガレージまでいらして下さいました。サドルの前後位置と角度が気になるとのことです。

 

P_20161010_144019_HDR.jpg

サドルを3cmほど後退させ、角度を7~8度ほどに設定。また、UCIルールに抵触しないよう各部の寸法を確認しました。

 

P_20161010_145851.jpg

 

この度はエキサイティングなご依頼ありがとうございました。また気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。

タイトルとURLをコピーしました